文学・評論 外国の著者8

ぶんがく・ひょうろんがいこくのちょしゃ8 商品一覧
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ロリータ
「主人公ハンバートの妄想、独白」の外側に、“これは「ナボコフの小説」である”という“文学の入れ子構造”があってはじめて成立する、文学的な文学だ。センシティブなお題(ロリコン)と妄想の強度を考えると......
魅惑者
これはこれこれこういう事ですよ、と、作者が言ってくれているので、ロリータよりはこっちを読むべき。...
ミゲル・ストリート
17の短編から構成されており、それぞれミゲルストリートの住人についてかかれている。 各章でピックアップされる人物たちは、必死に自分を保とうとする。しかしほとんどの住民はそれに失敗してしまう。 名前......
ヴァーミリオン・サンズ (ハヤカワ文庫SF)
退廃/熱情/美しさ/哀しさ/興奮/倦怠... 全てに溢れた 永遠の未来都市ヴァーミリオン・サンズで繰り広げられる物語。これを読まずにSFを語るなかれ。 最高のSF文学の一つ。 バラード自身が『......
第三次世界大戦秘史 (福武文庫)
優れた作家の想像力や、そこから生み出された「作品」は、時代を超えた「普遍性」を持つものだが、この短編集は、まさにその普遍性を持っているように思える。手に入れる機会があれば是非…読む価値はあると思い......
夢幻会社 (創元SF文庫)
ネガティブな意味でニューエイジ思想的なラストを迎えることの多いSF小説というジャンルであるが、この作品はぎりぎりやばいところまでいっているけれども駄作になるのをまぬがれ傑作になった感じがする。妄想狂......
スーパー・カンヌ
前作「コカイン・ナイト」では登場人物に饒舌に喋らせていたバラードの社会病理学的思想テーマが、本作ではもっと小説の文脈に溶かし込まれており、作品としての完成度が高い。 情景描写や細かい小道具に多くのペ......
終着の浜辺 (創元SF文庫)
「終着の浜辺」には原爆ドームが登場します 原爆ドームを見ると戦慄が走ります なぜでしょうか これは未来の世界を予言しているからだと言われています 記憶には二種類あって未来記憶と過去記憶です 単に記憶......
ザ・ベスト・オブ・バラード (ちくま文庫)
7作の短編のうち、1作しか宇宙空間が出てこないし、主題にしても精神的なものや時間・空間そのものに関わるような内的なものが多かった。ただ、とはいってもSF特有のあってるかどうかわからないような科学やい......
コンクリート・アイランド
いわゆる、三部作の頂点に位置する作品と言えます。長らく廃版になっていましたが、ファンには待望の復刊でしょう。内容的には「起こりえる、十分起こりえる話」です。SFというよりも、サスペンスに入るでしょう......
ヴァン
失業者のジミーが同じく失業した友人とヴァンでハンバーガーを売る商売を始める。失業手当で生活をしながら毎日特にすることもなく過ごしてきたジミーにとって友人の失業は同情もするけど正直喜びもあった。2人で......
ポーラ―ドアを開けた女
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星と呼ばれた少年
ロディ・ドイルを読んだのは、初めてだ。 予備知識もないままにカバーにひかれて読み始めたら、頭を殴られたようだった。 貧困や飢えといった代名詞が、当然のようだったアイルランドの物語。 最終目的もわから......
ギグラーがやってきた!
いつも子供が寝る時読み聞かせをしてますが、この本を読んだ時は子供も私も笑いがこみあげて眠れなくなってしまいました。子供にひどい事をした大人にうんちを踏ませるなんて発想はかわいらしく、ミスターマックは......
おれたち、ザ・コミットメンツ
アイルランドなまりの会話がえんえんと続く、「バンドやろうぜ」話です。これって翻訳も出ているようですが、日本語で読むと、かなりお間抜けな話かもしれません。英語で何ページも読んでから、「ああ、さっきのs......
The Woman Who Walked into Doors
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ネルーダ詩集 (海外詩文庫)
ネルーダは、私の最愛の詩人の一人です。詩句の美しさはもちろんですが、私がこの詩人を敬愛するのは、この詩集には、本当は底辺で社会を支えながらも、社会的に弱いために苦しめられている人たちへの限りない共......
ニーチェ・レー・ルー―彼等の出会いのドキュメント
若き日のルー・ザロメが、自由主義者パウル・レーや哲学者ニーチェと交流を持ったのは、思想に対する共感からでありました。三人の「自由」というものへのあこがれは、しかし、あまりにも異質なものでありました。......
ベンガルの苦行者
散文詩による美しい寓話。 木の精のような娘が、苦行者に愛をささげる物語である。 タゴールは晩年、ブッダの慈悲の心に深く傾倒(あくまでも詩人として)したようだ。 なんとなく、そういうことが思い起こされ......
人間の宗教 (レグルス文庫)
ノーベル賞受賞者であり20世紀を代表するインドの思想家タゴールの講演録。付録としてアインシュタインとの対談が収録されている。 タゴールのいう「人間の宗教」とは科学や芸術といった人間の営みのすべて......
ロリータ
「主人公ハンバートの妄想、独白」の外側に、“これは「ナボコフの小説」である”という“文学の入れ子構造”があってはじめて成立する、文学的な文学だ。センシティブなお題(ロリコン)と妄想の強度を考えると......
魅惑者
これはこれこれこういう事ですよ、と、作者が言ってくれているので、ロリータよりはこっちを読むべき。...
ベンドシニスター (Lettres)
ウラジーミル・ナボコフによるこの作品は、独裁者が統治する全体主義的警察国家において、哲学教授のアダム・クルークが蒙る悲劇を物語の主軸としています。妻を病で喪い、友人達が次々と逮捕、投獄され、愛する息......
ナボコフのドン・キホーテ講義
ドンキホーテもそうだけど、ある程度みんなの共同の幻想の対象となると、正しく評価するのは難しいよなぁ。そもそも正しい評価って何って問題もあるわけだ。あとどんなところにも課題評価、過小評価はつきものでだ......
ミゲル・ストリート
17の短編から構成されており、それぞれミゲルストリートの住人についてかかれている。 各章でピックップされる人物たちは、必死に自分を保とうとする。しかしほとんどの住民はそれに失敗してしまう。 名前の......
神秘な指圧師―V.S.ナイポール・コレクション〈1〉 (V.S.ナイポール・コレクション (1))
なるほど、こういう文学もありなので、と思わず唸った。英語圏でありながら、ほんものの英語ではないところの面白さは、絶妙の翻訳でおぎなわれている。翻訳版で、原書で分からないところも理解できました。翻訳者......
チボー家の人々 (9) (白水Uブックス (46))
半径数メートルの世界での冒険(?)や、難病、記憶喪失といった随分古典的な手法で恋のドラマができるのは、今のこの国の平和気分のせいだろうか。だとすれば、めでたいことだ。 本巻は主に主人公たちの郷里を......
チボー家の人々 (8) (白水Uブックス (45))
天災の後、野生動物の死骸が少ないのは彼らが本能で予知できるからだという。翻って人類は天災の予知どころか、戦争という最大の人災さえ、未だに防ぐことができない。まるで経験から学ばないことの証左である。......
チボー家の人々 (7) (白水Uブックス (44))
小心者は大言壮語し、肩で風を切って歩く。自他を欺くためである。器が大きければ、そんなことはしない。必要がないからである。 本巻副題の人物(=「父」)の臨終の心が激しい動揺を見せるのは、彼が有徳と尊......
チボー家の人々 (6) (白水Uブックス (43))
発見されたのがその人の死後何日も経ての偶然だった、という話は今日珍しくない。安否を気に懸けてくれる人がいるなら、果報と思わねば。 本巻は死を目前にしたかつての独裁者の哀しい狼狽ぶりで幕を開ける。「......
チボー家の人々 (5) (白水Uブックス (42))
いわゆる’フリーター’の増加を懸念する人がいる。「自分探し」という言葉も流行した。一体、職業とは人の心の在り方を規定するものだろうか。 本巻は医師という職業が幸運にも天職となった人物を中心に展開す......
チボー家の人々 (4) (白水Uブックス (41))
浮気者の夫の元愛人たちが一堂に会し、嫉妬から憐れみに変わった正妻の眼差しにさらされる場面を読んだことがある。マルタン・デュ・ガールと同じフランス人作家の手になる作品であった。この種の男女の組み合わ......
チボー家の人々 (3) (白水Uブックス (40))
美しい季節とは恋の季節でもある。登場人物たちはそれぞれに恋をする。欲望充足型、ひと目惚れ型、純愛型、受動型・・・。その姿勢の差は冒頭部のある書物を巡って既に顕著である。ある者はそれによって道徳律を......
チボー家の人々 (2) (白水Uブックス (39))
問答無用を旨とする頑固親父という生き物は、数の変動こそあれ古今東西いるものだ。当巻副題の「少年園」とは、かの頑固親父の名を冠し、外観は刑務所を思わせ、内部で何が行われているかも不明な少年矯正施設で......
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